2015年2月11日(水) 17:40~ チネ7
料金:1300円(川崎の金券屋でチネチッタ共通鑑賞券を購入)


試合が多すぎ

『KANO 1931海の向こうの甲子園』公式サイト

実話。

台湾、韓国が日本統治下で、満州国があった頃の甲子園大会。
韓国からは京城、満州からは大連、そして本作の主人公である嘉義からが出場。

近年、親日と言われる台湾発のこの映画は、流石に抗日要素が無く、差別的発言をする新聞記者が出てくるだけで、こいつも直ぐに改心してしまう。

香港に渡った倉田保昭先生が、ジミーさんに騙されて台湾で半監禁状態で、撮影に明け暮れた頃は、台湾の半日感情は、物凄く強く、身の危険も感じたほどだと言う。(出典:「ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進! 」)
隣国も、台湾のように感情が変わることがあるのかね。

肝心の映画だが、試合シーンが、予選からほぼフルスペック近くあるので、3時間ほどの長い作品になってしまっている。また、長いが試合シーンが多い故か、中心となる人物の焦点もぼやけている。

力作なんだが、残念ながら、盛り上がりに欠ける。

エースの星飛雄馬状態は、事実か知らないが、結果のスコアは忠実。

お勧め度:☆☆★ 星飛雄馬度:☆☆★ 俺度:☆☆★