2014年7月25日(金) 20:10~ TOHOシネマズ日本橋5
料金:1400円(ムビチケ) パンフレット:未確認


地球の守護神。お前はガメラか。そしてガメラのほうが面白い。

『GODZILLA ゴジラ』公式サイト

ゴジラが単独で暴れて、やっとこ人間が退治するのかと思いきや、ギャオスの出来損ないみたいなカマキラスみたいな破壊の限りを尽くす発情したツガイを退治するという、平成ガメラみたいな守護神状態。みたいな。そう言えば、「みたいな」とか「て言うか」とか言う奴が激減したな。最近、耳にしない。

ギャオスの出来損ないみたいな奴は、M.U.T.Oとかいう名前なのだが、日本にいるオスとネヴァダにいるメスが、発情期に入り、超音波で会話し、サンフランシスコで交尾決定。
ゴジラは、太古の頃から、こいつらを退治するのが使命だったらしく、オスを追いかけ、ツガイとの戦闘に入る。
ゴジラは、人間の攻撃に対しては反撃もせず、ガン無視。M.U.T.Oの退治のみに全精力を集中。
勝利したゴジラ、精根尽き果て気絶するも、息を吹き返し、人間の近くをのそのそ移動し、海に去って行った。その間も、人類に危害を加えず。
流石に人間の子供を守るほど、ガメラでは無いのだが。
ついでに、軍人となったキック・アスが主役のようだが、ほとんど活躍せず。

と、正義の味方感の強いゴジラもアレなんだが、都市の破壊シーンは、破壊された都市が映るのがほとんどで、破壊するライブが少ない。
怪獣の暴れるシーンは、暗がりばかりで、特にM.U.T.Oの攻撃が、何やっているのかわからない。
と、VFXもアレだ。

ランドマークを破壊するシーンが無いとイカンだろう。ゴールデン・ブリッジなのか?

期待が大きかっただけにガッカリだ。ワクワク感が無いんだよ。
M.U.T.Oの卵退治だって、ワサワサと孵化した奴らを倒すとか見せ場が欲しかったね。卵のまま燃やすなんて勿体ない。

家族の再会も盛り上がらず、「インデペンデンス・デイ」に負ける。

ついでに言うと、エメやんのイグアナ「GODZILLA」の方が、面白かったような気がするくらいだ。

海外怪獣映画なら、「パシフィック・リム」の方が、圧倒的に好きだ。あれは、ロボット映画か?

お勧め度:☆☆★ 地球の守護神度:☆☆☆ 俺度:☆☆★