2013年12月30日(月) 16:00~ シネマート六本木4
料金:1000円(メンズ・デー) パンフレット:未確認


荒唐無稽を期待したのだが

『冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり』特設サイト

フライング・ギロチンと言えば、

ジミー先生の傑作

の荒唐無稽ぶりを期待する。

冒頭、天狼なる清に叛乱する漢民族の男を捕らえるシーンで、チャクラムみたいにカッコいい、フライング・ギロチンが飛びまくる。ジミー先生の虚無僧の被り物みたいなギロチンと大違いだ。これはいけるぜ!と思ったら、その後ギロチンが泣かず飛ばず。

ギロチン軍団は、鉄砲隊に殲滅させられるは、味方を失ったギロチン・リーダーと天狼が手を組んで逆襲するかと思いきや、大砲の砲撃を食らってこれも壊滅。あまつさえ、・・・。

こんなの中国で上映できるのかよの、どう見ても中国共産党批判映画。清の朝廷が中国共産党、鉄砲隊が人民解放軍、漢民族がウィグルとかチベット。漢民族が差別されている側だから、中国共産党にはOKなのか。

ジミー先生が、ギロチン隊の統領で出ているが、ストーリーにいちゃもんつけて欲しかったね。「ギロチンをもっと飛ばして、首を刎ねろ!」「ヨガの達人を登場させて、腕を伸ばさせろ!」「ラマ僧出して、体を膨張させろ!」「俺に天井を歩かせろ!」

お勧め度:☆☆ 竜頭蛇尾度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆