2013年10月9日(水)
DVD


大味アクションの王様メナヘム・ゴーラン 全盛期の快心の一撃

楽天で390円で買った。
しかし、画面はスタンダード補正され、特典はオリジナル劇場予告編のみ。それもスタンダード。

その昔のイラン米国大使館員人質救出作成失敗に対する汚名返上な映画。

アラブのテロリストにハイジャックされたアメリカの旅客機の人質奪還作戦。
ベイルートに逃げ込まれた旅客機を追い、チャックさんは、カナダの放送局の記者に扮し、民間機に乗り潜入。マーヴィンさん率いるデルタ・フォースの作戦展開のための事前情報収集を行う。見るからに胡散臭い記者だ。

物語の半分は、テロリストによるハイジャック。
ベイルートに降りたら、ユダヤ人とアメリカ軍人が下ろされ、そこで監禁。逆にテロリストが10人追加。
そのため、次に降りたアルジェリアでの、鎮圧作戦は中止。
今度は、またベイルートに旅客機移動。で、チャックさん潜入。
と、右往左往する上に、テロリストがなかなか嫌なことをして結構長い。(嫌なことをするテロリストは、意外に結果的には、軍人を一人殺すだけなんだけど。)
中々緊張感もありいいのだが、テレビ版は、この辺は大幅カットしていたようで、そちらのほうがテンポがよくて良かった記憶。

後半は、緊張感もなく圧勝な銃弾によるデルタ・フォースの大暴れ。チャックさんも

前2つ後ろ2つの砲弾付きバイクを駆使し砲弾を打つ込むなど実弾攻撃が多い。マーシャル・アーツは、最後のテロリストの中心人物の成敗にしか披露しない。しかも相手が弱く、一方的にタコ殴りなので、好勝負にならず。

航空会社は、トランス・ワールドだと思っていて、何で実際の会社なんだよ?だったのだが、トランス・ワールドのTWAに対して、こちらはATW。実際にTWAで起きた事件をモデルだそうで、ATWはTWAのアナグラム。

お勧め度:☆☆★ チャック・ノリスの真実度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★