2013年9月19日(木) 10:00~ 109シネマズ川崎3
料金:1000円(ポイント会員感謝の日) パンフレット:未確認



『大統領の料理人』公式サイト

ミッテラン専属の料理人の中年オバサンの話の筈なのだが、南極料理人をしている。
これは、ミッテランの料理人の職を辞してからの仕事だった。
ミッテランには、「お婆ちゃんの味だ。」とか気に入られていたが、主治医や栄養士などからメニューにケチがつき、終いにはミッテランの料理は、作らなくていいので、客人のだけを作れと言われ、結局2年ほどで辞職した。
まあ、高齢者に、甘いデザートを含む食事を、健康を考慮しないで出しているのは、何だかなだった。

大統領官邸には、官邸勤務者に食事を作る大厨房のシェフがそもそもおり、まあ、いい関係ではないのだが、物語を彩るような大きな対立は無い。
また、コストカッターみたいな奴が出てきて、真の悪役登場かとも思ったのだが、こいつもたいしたことはない。
割と淡々とした映画だった。が、退屈することも無く、最後まで観れる。

フランスの家庭料理ということだが、やはり色々と凝っており、シンプルに見えない。
そもそもフランス料理が好きでないので、あまり旨そうに見えなかった。サーモンとキャベツを何層にも重ねたのとか。
南極基地で出していた肉のほうが、シンプルで旨そうだった。

お勧め度:☆☆☆ 食欲度:☆☆★ 俺度:☆☆☆