2013年8月1日(木) 18:40~ TOHOシネマズ川崎7
料金:1400円(映画サービスデー+3D料金メガネ無し) パンフレット:未確認


飛び出さない、盛り上がらない

『飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』公式サイト

こんなタイトルつけられたら見に行かざるをえん訳だ。

折角面白くなりそうな題材なのに、極めて残念な結果となった。

第一作の20年後くらいの設定。
殺人鬼一家は、事件の後、皆殺しにされていたが、生き残った赤子がいた。
大きくなった娘の元に、実の祖母が死んだという報せ。娘は、自分の出生の確認のためにも、祖母のいたテキサスに向かう。
実の祖母は、豪邸に住んでいたが、その地下室には・・・。

第一作の続編という位置づけだが、ミイラ爺さんの存在は、無かったことになっているようだ。婆さんは既に痴呆だったような記憶もあり、第一作の設定は無視されている。レザーフェイス以外は、思ったより正常。

「逆襲」ということで、皆殺しにした連中に復讐するのが、話の主展開なのかと思ったのだが、娘とともに豪邸にやってきた若者を普通に殺害というテンプレートで開始。
外に脱出した娘を追いかけ、人が溢れているカーニバルに登場。
チェーンソー振り回しているので、カーニバルで阿鼻叫喚になるかと期待するも、娘を追いかけるだけ。他の連中には見向きもしない。

やっと始まる「逆襲」では、爺二人組みとの戦いで劣勢になる始末。従兄妹である娘の助けで、何とか危機脱出し勝利。

グロは、2,3箇所だけだし、立体効果もチェーンソーが飛んでくるシーンくらいだ。
なかなかレザーフェイスが出てこないから、眠りそうになったし。

何よりも、妙に生真面目に作られているのがいけない。

折角外に出てきたんだから、もっと大暴れしようよ。

ピラニア3D」みたいなハイパーなのを期待していたのに。

お勧め度:☆☆ グロ度:☆☆ 俺度:☆☆