2013年6月8日(土)
録画再生(BS プレミアム 2012年11月2日13:00放送)



大脱走」と「ロンゲスト・ヤード」が混ざったような映画だが、ドイツ軍に悪人がいないこと、試合は引き分けで終わることから、いまひとつ盛り上がらない。

試合が盛り上がらないのは、スタ公が足技が駄目で、キーパーになったことに起因するのだろう。チラベルトの例もあるように、決勝ゴールをキーパーが決めるのも、現代では許されると思うのだが、当時はその発想は却下だったようだ。

ペレのオーバーヘッドが同点ゴールで、スタ公がPKをセーブというのが、最大の見せ場となってしまった。

しかし、史実では、圧勝したウクライナのチームの選手は、収容所送り、そこで処刑とかなったというのだから、これで満足しなければならない。

マックス・フォン・シドーのドイツの将校はナイスガイなのだが、酷い処遇を受けたに違いない。彼は可愛そうだ。

お勧め度:☆☆☆ ナチス非道度:☆ 俺度:☆☆★