2013年2月14日(木) 21:55~ TOHOシネマズ日劇1
料金:1000円(TOHOシネマズデー)


マクレーン ロシアでも法規無視

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』公式サイト

長いこと音信普通だった息子がロシアで逮捕され、急遽ロシアに渡るマクレーン。
息子は投獄されているロシアの政治家を保護するために潜入したCIAのエージェントだった。
裁判所に武装集団が乱入し、息子は政治家と逃げるところ、親父マクレーンと再会。
親父と息子は、武装集団との戦いを余儀なくされる。

過激化した破壊シーンは、「ダイ・ハード4.0」から引き続き。
装甲車みたいなのが、車を蹴散らし、マクレーンの繰るでかい車が、ボンネットの上を走る。ロシアの高速道路は壊滅状態。ロシア民間人の死者が出ていないとは思えないのだが、マクレーンに責任は無いのか。アメリカだったら何をやっても許されるのか!

見終わったら、話の中身を忘れてしまうような内容だが、そういう宿命の映画なんだから、文句を言うのは筋違いというものである。
が、1作目は、もう少し小粋な志の高いアクション映画だった筈だ。黒人の警官とか嫁のパンチとか良かったよな。嫁のパンチは、その後「リヴァイアサン」などにパクられる。

しかし、「リーサル・ウェポン」が閉店、「あぶない刑事」もとっくに終了、「ダーティ・ハリー」は無理という状況で孤軍奮闘していることは賞賛に値する。

原題が’A Good Day to Die Hard'なのに、ラスト・デイにした理由は不明。

ラストと言えば、映画の終わりが締まらない。
相棒を息子にしなければ、良かったのにと思える出来。

お勧め度:☆☆☆ 破壊度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★