2013年2月12日(火) 19:15~ ヒューマントラストシネマ渋谷2
料金:1000円(リピーター割引)


こんな世界崩壊ならいいかも

『エンド・オブ・ザ・ワールド』公式サイト

駄作揃いだった「未体験ゾーンの映画たち2012」の今年版「未体験ゾーンの映画たち2013」の1本。

まともなチラシが作成され、まともに公式サイトが作られている。そして、主演はスティーヴ・カレルとキーラ・ナイトレイと名前が通った二人。
しかし何故かの「未体験ゾーン」公開。

小惑星が地球に突撃という「ディープ・インパクト」な「アルマゲドン」なんだが、スペースシャトルによる小惑星撃墜作戦が失敗し、21日後には地球消滅という「メランコリア」。
ま、そういう意味でも、未体験とは言い難いのに、「未体験ゾーン」行きなのは、配給会社の力不足だろうか。

陰鬱な「メランコリア」と異なり、ほんわかとした感のある終末映画。
趣は、ロード・ムービーであり、ラブ・ストーリーである。


世界の終わりに運命の人と出会えれば、それはそれでいいかも。

ユーモラスしようとしているが、犬を全く生かしていないし、軽快なオヤジは5分程度で射殺され退場になるし、ほとんど笑えないので、その辺は残念だ。

スペース・シャトルで迎撃は、作戦としてダメだろう。
「ディープ・インパクト」では、アメリカとロシアが、特殊宇宙船を共同開発したぞ。

お勧め度:☆☆★ 終末度:☆☆☆ 俺度:☆☆★