2012年12月25日(火) 21:05~ TOHOシネマズ日劇2
料金:1000円



クリストファー・リーが悪役であるのに、ロジャー・ムーアの情けないクンフーに代表される、気の抜けた阿呆のような「黄金銃を持つ男」。どうなることかと「私を愛したスパイ」で巻き返した。
しかし、「私を愛したスパイ」の適度な荒唐無稽ぶりを、つきつめてしまい「ムーンレイカー」は、史上最高の制作費で史上最低の007となってしまった。(個人的には、「消されたライセンス」よりは好き。)

そんな中、原点回帰のアクションが本作。
その昔ビデオで観て、なかなか面白いなと思ったが、すべての内容を忘れていた今回、前観た時より面白く感じた。空中、雪山、峠、水中、崖とアクションの大盤振る舞い。おっさんロジャー・ムーアも健闘。いや、スタントマンか。

冒頭、ボンドが亡き妻の墓参り。1969年とのことで、「女王陛下の007」の年にあたる。
無かったことには、されていなかった。

そして、猫を抱えたハゲとの対決となるが、情けなくやられるそいつは、プロフェルドなのだろうか。

お勧め度:☆☆☆ アクション度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★


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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray