2012年11月24日(土) 18:00~ チネ11
料金:1000円(チネチッタデー)

『ロックアウト』公式サイト

リュック・ベッソン印ヨーロッパ配給。
役者は、ガイ・ピアースなので英語。

凶悪犯の囚人を凍結させている宇宙刑務所。
大統領の娘が、ボディガードを引きつれ調査にやってくる。
ボディガードのへまから、囚人が暴動を開始。大統領の娘は人質に。
一方、嵌められたエージェントのガイ・ピアース。宇宙刑務所で凍結されることとなったが、その前に大統領の娘を救出せよとの命令を受ける。

ボディガードのへまというのが、足に隠した原始的な拳銃を奪われたことで、拳銃が妙にクラシカルなのも妙だが、あまりに杜撰な警備体制が素晴らしすぎる。
宇宙船や戦闘機は、それなりの造形にしているが、銃砲・刀剣の類に進歩が見られない。バイクなんて、バットマンのあれのパクリのようだ。
暴動を起こす囚人リーダーは、渋いオヤジなんだが、その目指すところが謎であり、交渉の過程で人質を容赦なく殺しもするのだが、弟(基地外)の暴走を勇めたりするなど、弟に劣らない何を考えているのか判らない野郎だ。
大統領は罷免されたはずなのに、ちゃっかり復職しているみたいだし。
そして、ジョン・メイトリックス級に不死身過ぎるスノー。

と、色々足りない映画なんだが、退屈しのぎには問題ないレベルだ。
ヨーロッパらしい、低値安定。

お勧め度:☆☆★ バット・ポッド度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆