2012年9月29日(土) 18:45~ TOHOシネマズ日劇1
料金:0円(フリーパスポート)

『ハンガー・ゲーム』公式サイト

フリーパスポート19本目。

全体主義国家でのプロレタリアートの生き残りゲームに金持ちが熱狂という、有りがちな「バトルランナー」だと思ったら、ほとんど「バトル・ロワイヤル」だった。出てくる奴らは、おっさんでなくティーンズである。

反体制勢力になって暴れるという「バトルランナー」最後の5分みたいな終わらせかたをするかと思ったのだが、主人公たちが勝ち残り優勝して終了してしまった。
何のオチもないのかよ状態だったが、日本語のテロップで「ハンガー・ゲーム2」日本公開決定と出てきた。そこで革命でもするのだろうが、「バトル・ロワイヤル2」みたいな惨い状態にならないでくれ。

それにしても、「ボーン・レガシー」と本作の公開劇場は、場所が入れ違いでないですかね。「アベンジャーズ」と「プロメテウス」でも、そう思ったけど。

中身のないくせに悪戯に長く、特に戦闘開始までが「まだかよ!」なのだが、懇切丁寧な「バトル・ロワイヤル」という感じは、嫌いではない。何故か妙に憎めない。そもそも、「まだかよ!」の間が好きだったりする。

主演女優が、「ウィンターズ・ボーン」の娘だった。潜在的に気に入っていたというのも大きいだろうな。
一方、男は、名作「テラビシアにかける橋」の少年役の奴だったのだが、いつの間にか青年になっていたよ。

お勧め度:☆☆★ バトル・ロワイヤル度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆