2012年6月3日(日) 16:00~ ヒューマントラストシネマ有楽町2
料金:1000円(Club-C会員料金)

『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』公式サイト

過激派のシンパで極左の親爺だと信じて疑わなかった若松孝二。右翼の大将の映画を撮るというので、どんな差別した描き方するのかとするのかと思いきや、普通に描いていた。
若松孝二が新左翼を題材にしたのは、面白かったからだそうだ。連合赤軍の映画では、元過激派がチケット買ってくれないと怒っているし。どうやら本人は極左な親爺ではないらしい。(今は?)

そして、三島先生のゲイ的描写は無し。弟子たちとサウナ入っていますが。

しかし、ARATAというナルシスト系の役者がナルシスト作家を演じるものだから、自決を決意してからのナルシスト描写が悪戯に長い。三島先生の謎の舞踊には閉口した。

先生の自決は知っていたが、どういう訳かを知らなかったので、その点勉強になった。

ただ、映画としては、退屈である。

お勧め度:☆☆★ ナルシスト度:☆☆☆★ 俺度:☆☆★