2012年6月1日(金) 21:45~ TOHOシネマズ川崎7
料金:1000円(映画サービスデー)

『グレイヴ・エンカウンターズ』公式サイト

グレイブ・エンカンターズと言う超常現象テレビ番組のクルーの取材中に起きた出来事の記録を再編したというモキュメンタリー。舞台は廃墟になった精神病院。

前半は肩透かしレベルも無く、物凄く退屈だ。

化け物のような霊(少女)が出てきて、少しテンポが上がるかと思ったら、また霊はどこかに潜んでしまい、中々出てこない。やっと出てきたぜ(舌の無いおっさん)と思ったら、ドアを閉めたら、そこから追いかけてくることは無い。実体化しているのか通り抜けとかは出来ないらしい。

最後に大量襲撃でもあるかと少しは期待したが、予想通り数人の医者が出てきて主人公にロボトミー手術を施すだけだった。

建物の構造が変わったり、着ているものが病院服になってしまったり、腕にネームプレートが装着されたりと、怨霊の仕業だけでは出来そうもないことがあるのも気に入らない。
「すべて主人公の妄想でした」。なら兎も角。いや、それはそれで卑怯なオチなのだが。

こんなのだったら、呪怨をPOVスタイルで撮ったほうが遥かに面白いと思う。

お勧め度:☆★ 化け物襲撃度:☆ 俺度:☆★