2012年3月18日(日) 18:45~ 丸の内ピカデリー1
料金:1250円(有楽町のチケットフナキで前売り購入) パンフレット:700円(買っていない)

『戦火の馬』公式サイト

第一次世界大戦中、波乱万丈な人生を歩む馬の話。
競走馬系なのに農場に落札されるも、開戦と同時にイギリス軍に入隊、ドイツ軍に捕まり、一時民間に匿われるもドイツ軍に見つかる。
転々とする様は、まるで「マイウェイ」のようだ。相棒の馬もいるし。

が、こちらはジョー、ドンゴンの阿呆な人間と異なり、無駄な発言なんか決してしないので、好感が持てるものとなっている。
一度の勝負で、互いを認め合い親友になるところなぞ、ジョーとドンゴンは見習ったほうがいい。

馬の世話をする奴は、国や立場の違いなく、悪い奴じゃないようだ。
傷ついた馬ジョーイを、イギリス、ドイツの兵士二人が救う姿は、「戦場のアリア」を思い起こさせる。

古臭いというか懐かしい雰囲気の良作である。まるで児童小説のような。実際、原作は児童小説だけど。
しかし、戦闘シーンは、今風で派手目だ。
それでも、ラスト・シーンは美しい。

だが、孫娘を死なすのには反対。

お勧め度:☆☆☆ マイウェイ度:☆☆★ 俺度:☆☆☆