2012年2月12日(日) 14:05~ キネカ大森2
料金:1000円(Club-C会員料金) パンフレット:未確認

『いちご白書』公式サイト

荒井由実作詞作曲、ばんばひろふみ前のバンバン歌唱の「『いちご白書』よもう一度」の元ネタ。
映画より歌のほうが有名なのだが、歌も中年(寧ろ初老)以上しか知らないから、一般的には有名でないか。(40ちょっとの奴に、「知らんがな。」と言われた。)

子供の頃にテレビで吹き替えのものを見たが、ヒロインが警察に捕獲されストップモーションとなり、主題歌の「サークル・ゲーム」が流れた記憶しかない。

学生運動全盛期の学生のデモ活動と警察による逮捕の話だ。
主人公は、ボート部なので、本来保守的な学生と思われるのだが、女性を求めてという不順な動機で、デモに参画したかとしか思えない。実際、そこでガールフレンドを獲得し、食料調達を共に行うなど、楽しく過ごしている。
斯様にいい加減に参加していたのだが、捕まってしまったという自業自得ぶりだ。
もっといい加減な主人公の友人は、骨折の憂き目に会う。

左翼よりな人間、保守的な人間、宗教系の奴、学生運動家と色々な奴と平然と接していた俺だが、本人は保守的な部類なので、主人公の適当な姿勢さも相まって、本作には感銘は受けなかった。
(日本の学生運動にも俺は理解無く、全共闘だったおっさんとか、中核だったおっさんとか面と向かって批判してしまう。勿論、知り合いのおっさんにだけど。)

が、子供の頃は、もっと感動したなぁ。

そして、ヒロインのストップモーションでなく、主人公の男の手だった。

お勧め度:☆☆☆ 主人公適当度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆