2012年2月10日(金) 16:50~ 丸の内ピカデリー2
料金:1250円(チケットフナキで前売り券を購入) パンフレット:未確認

『ジャックとジル』公式サイト

日本で全く人気がでず、悲しくなるほど動員が少ないため、DVDスルーが続くアダム・サンドラー。
俺は、昔から好きなので、久しぶりの劇場公開、喜び勇んで観に行った。何と最終日の最終上映に!ただし、この為に仕事は休んだ。

高校のときに双子が二組いた。一方は二卵性なので、容易に見分けがついたが、一卵性の奴らを見分けるのには結構な時間を要した。何で見分けられるようになったのかは覚えていない。今、会うと判らないに違いない。

で、今回は、ジャックとジルという双子の兄と妹をアダム・サンドラーが二役演じる。

映画の中身は、お笑いもハートウォーミングさも、何もかも中途半端で、かなり残念な結果に終わってしまった。
前半は、話が散漫で、つまらないエピソードの連続。
後半のハートウォーミング部分は、兄がいきなり反省するのが唐突すぎる。

メキシコ人ファミリーのピクニックでジルが活躍するところだけがノリがよく素晴らしい。キング・カズのようなドリブルとか。後は、双子縄跳びか。

いつもの下品さと言えば、それに関しては、水準をクリアしている。

アル・パチーノが、どういうわけかジルに惚れる本人役を演じるのだが、出演したことを後悔しているに違いない素晴らしい演技。

と、酷く書いているけど、久しぶりのアダム・サンドラーだから、個人的には満足だよ。

ジョニー・デップなどカメオが豪華。
アダム・サンドラーにジョニー呼ばわりされても、軽く握手に応じる。評判通りのナイスガイだ。

確実にヒットしていないと思われるので、またアダム・サンドラーの劇場公開の機会が途絶えた。

お勧め度:☆☆ カメオ度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆