2011年12月20日(火) 18:30~ テアトル新宿
料金:1000円(Club-C会員料金) パンフレット:未確認

『恋の罪』公式サイト

園子温の「冷たい熱帯魚」に続く基地外映画なのだが、これも前作同様、実話にインスパイアされていると言っている。それというのは、アレか、東電OLとか言う。管理職の40くらいの女性をOLと言うのは、違和感があったアレ。ネパール人が可哀想な。

前作ほどの基地外パワーは不足。
出てくる男が、生理的に気色の悪い奴らばかりで、嘔吐感炸裂。ま、それはそれでアリかもしれない。
しかし、主役と謳われている水野美紀の存在感無し。その亭主の後輩との浮気エピソードも、本編への挿入価値無し。もう少し魅力的な男なら、少しは説得力があったか。あいつは、出演している気色悪い男の中でも出色。

ただの巨乳グラビアアイドルだった神楽坂恵は、一層の大化けをし、見事な怪優となった。
冨樫真と言う女優の存在を知ったのも収穫。この人も怪優。
水野美紀以外の女優たちはいい。

水野美紀は、アクションをやっていろ。

お勧め度:☆☆★ 円山町混雑度:☆☆☆★ 俺度:☆☆★