2011年11月6日(日) 18:35~ ヒューマントラストシネマ有楽町2
料金:0円(Club-Cポイント利用) パンフレット:未確認

『ハートブレイカー』公式サイト

姉夫婦と別れさせ屋を生業としている青年が、ターゲットの女性に惹かれていき、そのターゲットの女性も真の恋を知るというありがちなラブ・コメディだ。(多くは、好きな相手にくっつけようと協力しているうちに共闘している筈の二人が・・・というパターンか。)

総じて楽しめる作品なのだが、青年役のロマン・デュリスと特にヒロインのヴァネッサ・パラディの容姿も役の人間性もいまいち魅力的でないこと、(ファンにはすまんが)
ジョナサン君が、真面目で面白みに欠けるというだけで婚約破棄になるという理不尽さ、(金持ちの賢い青年なのに係わらず(少し家族が感じ悪いかも))
から、異常に説得力の乏しい作品となってしまった。

せめてジョナサン君が、「ウェディング・シンガー」でのドリュー・バリモアのフィアンセのように鼻持ちならぬ男であれば・・・。(ただ、あの映画のドリュー・バリモアはヴァネッサと違い貧乏だった。)

姉の夫は、かなりのハイテク機器(と言ってもノートPC)を操作し、モナコの公道のカメラからの映像まで捉える。相当のコストがかかりそうなのだが、3万ユーロを返せない連中にその維持は可能なのだろうか。

Wham!と「ダーティ・ダンシング」が好きだという設定は、それ自体で笑いをとるためだったのだろうか。

お勧め度:☆☆★ ハイテク度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆