2011年10月10日(月) 15:55~ TOHOシネマズららぽーと横浜7
料金:0円(フリーパス) パンフレット:未確認

『夜明けの街で』公式サイト

TOHOシネマズのフリーパスポート鑑賞。22本目。

岸谷五朗と深田恭子の不倫と言う理解できかねるシチュエーション。何故に深田恭子さんほどの方が、五朗なんぞに惚れるのだ。深田恭子以外見所が無いと確信したのだが、フリーパスなので観ることに決定。

上映前に、紀伊国屋を覘くと東野圭吾の原作本を発見。東野圭吾原作とは知らなかった。何だ少しは期待していいのかと、考えを改める。

しかし、確かに、それらしきオチがあるのだが、それに至る過程があんまりな伏線無し状態なので、結局、納得のいかない出来の作品となっていた。
前半なんて、笑えないコメディ状態だぜ。その状況で流れる音楽が煽るように酷い。
また、いい歳した大人の男女が(正確には五朗だけ)、クリスマス・イブ、バレンタイン・デーのみならず、ホワイト・デーまで重視しているのは笑止だ。
そして、携帯のアドレスを入手しているのに、会社のメールで連絡をとるとは。そんなことだからオメダの後塵を拝しているのだ、吾朗よ。
やはり、深田恭子以外見所が無い。

が。自らの復讐のために五郎を利用したという訳なのだが、愛娘まで捨ててドロドロにのめり込む程の魔性の魅力が描かれていなかったので、残念ながら深田恭子もある意味失格だ。監督が悪いんだろうけど。

ミステリーな要素が、最後のほうまで全面排除なのも、宜しくないのでないか。時効という言葉を蔑ろにし過ぎでないの。いや、原作はどんなのか知らないのだけどね。

それは兎も角、フリーパス行使中だが、もう一つの不倫映画、かつ、もう一つの深田恭子出演映画は、どうしても観る気になれない。

お勧め度:☆☆ ミステリー度:☆★ 俺度:☆☆