2011年7月16日(土) 15:20~(開映遅れ) 丸の内ピカデリー2
料金:1250円(チケットフナキで前売り購入) パンフレット:未確認

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』公式サイト

実写の3Dには毎回ガッカリさせられるので2Dにした。
暗いシーンが多いので、正解だったろうか。かなり3Dを意識した映像に感じたけど。

停電したとのことで、前の回の終映時間が遅れ、開始が30分遅くなった。タダ券ゲットかなと思ったら、退館時に配ってくれたよ。(タダ券期限切れて無効になった・・・。10月24日追記)

回を重ねる毎にダークになるハリー・ポッター。子供が観ても判らないだろう状態となっているが、考えてみれば、この足掛け10年近いこのシリーズ、第一作の頃の子供は、既に大人であったり、少年少女だったりする。そう考えれば話の変遷には違和感はないが、ファンタジーというより童話に感覚が近い一作目や二作目のほうが好みである。

で、ようやくの完結編である本作、例によって2時間30分を超えて、チンタラ進むのかと思いきや、何と130分とシリーズ最短。短すぎるということもなく、過不足なくタイトに巧く纏まっていた。
直近2作に比較すると爆発的に面白かったよ。

戦闘シーンが、「ロード・オブ・ザ・リング」を彷彿させる人海戦術(ただしCG補正)の迫力。
学校を守る魔法の結界みたいなものは、光子力研究所のバリアみたいなんだけど。パリンって割れそうな。

ただし、校長の弟の登場は、唐突な感が拭えない。
ドラコは、抜け抜けと・・・。
ハリーの彼女、ロンの妹は、やはり・・・。最後なんてノーメイクでも違和感ないかも。
ヴォルデモートの第一人称が、「俺様」とは。あまりに軽薄な印象だ。「お前は、北村龍平か!?」(北村龍平が、本当に俺様と言っているかは知らない。)

ヘレナ・ボナム=カーターは、ほとんど活躍無し。実は、かなり弱いし。その辺のオバサンみたいな人と2分くらいしか戦えない。

さて、この3人の役者の今後はどうなることやら。
可愛かったハーマイオニー、男っぽい顔つきになってしまったし。

お勧め度:☆☆☆ 大団円度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆