2010年12月25日(土) 20:55~ TOHOシネマズ川崎4
料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:未確認

『バーレスク』公式サイト

ありがちな他愛ないサクセス・ストーリーなのだが、ショーのシーンが優れているので、それだけで相当満足度の高い作品である。

他愛ない話のほうは、悪役がそれ程活躍してくれないので、ヒロインが悪役の誘惑をあっさりとかわしてしまうし、
バーテンダーの好漢とネンゴロなところに、男の前の婚約者が「そんなこったろうと思った。」と殴り込んで来るも、その事件も大したことなく、無かったと言っても過言で無い勢いで解決するしで、
全く盛り上がりに欠ける。

そして、主役級の女性たちがゲイ好きとしか思えない行動。不自然にゲイに好意的な作品である。

「月の輝く夜に」の頃から、その怪異な容姿に圧倒されるシェール。初めて歌を聴いたが、怪異な容姿が気にならない程旨いのには、怪異な容姿と言っていることを土下座して誤りたい。
主役のクリスティーナ・アギレラの歌も初めて聴いたのだが、とても優れている。

ということで、物語の半分ほどを占める勢いのショーのシーンを楽しむ映画。
音楽映画嫌いには、勧められない。が、本作はいきなり歌いだすミュージカル映画ではない。いまいちな「ドリーム・ガールズ」とでも言うか・・・。

お勧め度:☆☆☆ ゲイ好意度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆★