2010年11月21日(日) 19:25~ TOHOシネマズ川崎2
料金:0円(フリーパス) パンフレット:未確認

『ゴースト もういちど抱きしめたい』公式サイト

フリーパス21本目。

今頃、20年も前の名作という位置づけの、しかも海外の映画を態々リメイクするのが謎だ。

オリジナルは、公開当時に劇場で観た。
記憶は定かでないのだが、「愛している」と言わない殺されるほうとか、霊媒のコメディロールとか、友人が裏切っているとか、オリジナルとほとんど同じだ。男女の立場が逆転、猫が出てこない、よく覚えていないが地下鉄の幽霊が幼女に変更、くらいの違いだ。相当に忠実。

一番大きな男女の立場の変更だが、松嶋菜々子がいい歳をしてるのに関わらず、気味の悪い甘ったるい演技の癖に、何かのデザイン会社の社長という説得力のない役柄からして、こちらは改悪も甚だしい。

極めつけは、ここぞという時に、オリジナルの「アンチェインド・メロディ」を流す始末で、近年のハリウッドのリメイクより酷い、恥知らずな作品だ。

地下鉄の幽霊が、「告白」の美幼女芦田愛菜ちゃんに変更になった以外、見所は無い。

まあ、後は、温水洋一と樹木希林くらいが見所か。

デミ・ムーアもパトリック・スウェイジも、藤商事のCRゴーストも好きでないが、オリジナルと比較するだに失礼だ。

ソン・スンホンは、よく日本語頑張りました。チャン・ドンゴンと異なり、字幕の必要無し。

お勧め度:☆☆ 忠実度:☆☆★ 俺度:☆★