2010年9月4日(土) 21:55~ TOHOシネマズ川崎5
料金:1500円(レイトショー&3D料金) パンフレット:未確認

『バイオハザードIV アフターライフ』公式サイト

先行上映。
予告編が飛び出す武器ばかりなものだから、3Dにしたよ。

ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアリスが、綾波レイとか貞子とか伽耶子のように大量に発生したような記憶があるが、まあ、前作以前のことは、ほとんど覚えていない。
それでも、復習するまでも無いだろうと、そのまま観たが、まったく復習は不要だった。

中だるみがあるので、正味90分ほどの内容が、ちょいと長く感じられる部分もあるが、基本的には最初から最後まで派手なアクション映画である。ただし、出るか出るぞのゾンビの緊張感は無い。ホラーとは認められない。

アリスは、冒頭でウィルスが中和されて、普通の人間に戻ったとのことなのだが、今までと遜色が無いほど強いのは、どういうことなのだろう。

アンデッド(ゾンビ、ゾンビドッグとも)捕食時に、物体Xのように顔が割れるのだが、いつから、そのように進化したんだ?前作ではそんなこと無かったと思うのだが・・・。いたらしい。覚えてないや。

アンダーテイカーみたいな巨大なアンデッドが、なかなか賢いのだが、これも悪徳企業の実験による成果か?

斯様にストーリーは所詮アレだが、3D効果もまあまあで、それほどグロもなく、「コマンドー」みたいなものとして観ていれば、十分納得のいく作品である。俺は、「コマンドー」が大好きだ。
「マトリックス」もどきとも言えるが、愚作の2,3作目でなく1作目の雰囲気なので問題は無い。
くだらないアクション映画を作らせれば、ポール・W・S・アンダーソン監督は、極めて信頼できる男である。

例によって続く終わり方なのだが、ミラ・ジョヴォヴィッチは出ないとか言っているそうだ(Wikipedia)。監督である亭主は、どう落とし前をつけるのか。
と思ったら、最近、「娘(2歳)もいるし、次の世代にバトンタッチできるまで12、13作まで続けたい」とか言っていやがる。亭主の説得成功か。
ま、もともと作品を選ばない女優だし。

冒頭の渋谷の感染娘が中島美嘉だったとは気付かなかった。

お勧め度:☆☆★ 物体X度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆