2010年7月31日(土) 16:20~ 新橋文化劇場
料金:0円(二本立ての二本目)



『ニンジャ・アサシン』公式サイト

「TEKKEN -鉄拳-」と同じ構図のスチール画像。

このくだらない二本立てを上映する新橋文化劇場は、本当に素晴らしい。名画座の鏡だ。館内は酷いけど。

ジョエル・シルバー、ウォシャウスキー兄弟というメジャーな製作者の本作だが、内容はB級アクションだ。一応、韓国人のピとかいう奴とショー・コスギと名前の知られた奴は出ている。この辺は「TEKKEN」とは違うところだ。ただ、ショー・コスギがA級かというと、やはりB級か。

ショー・コスギは、役の行者の子孫で暗殺軍団を率いている。捨て子とかを暗殺者にしたてている訳だ。「エンジェル・ハート」の台湾のヤクザ組織みたいに。
何故かこの軍団の公用語は英語。ワールドワイドにビジネスを展開しているので、英語は必須なのだろう。

これもストーリーはどうでもいいアクションだけの作品なのだが、そのアクション、冒頭の何故か英語を喋る大阪のヤクザの首が飛びまくるスプラッタ惨殺シーンが笑えるほど爽快で、物凄い期待感を抱かせるのだが、その後がイカン。
次のアクションなどは、夜間に行われるのだが、カメラの位置もよろしくなく、何をやっているのか全然わからん。

そうこうする内に、話が弛んできて、かなり退屈になる。

昨日観たばかりなのに、エンディング・シーンが思い出せないという、何も印象に残らない凡作だ。面白いのは最初の3分だけ。

お勧め度:☆★ 血糊度:☆☆☆★ 俺度:☆☆