2010年7月8日(木) 18:20~ 三軒茶屋中央劇場
料金:1300円 パンフレット:非売


ディセント2 [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD



『ディセント2』公式サイト

六人だったかの女同士で洞窟探検に行ったら、地下に巣くう人間もどきに襲われ、どんどん餌になり、必死に戦うも残りは二人。主人公は、亭主を寝取った女を刺し、もどきの餌にして、その隙に血みどろになりながら脱出成功(だと思っていたが、していなかった?)。というのが、一作目。人間関係も色々あり、適度なグロと緊迫感で、なかなかのホラー映画だった。

何と二作目は、洞窟の二日間の記憶がなくなった主人公が、療養中に係わらず、行方不明(扱い)の五人を捜索する部隊に合流させられ、すぐに地下世界に戻る。という、時間軸的に、「レック」と同じ、間髪を置かずに二作目に突入というやつだ。そして、「レック」と同じで作らないほうが良かった。

お亡くなりになっていたと思った亭主寝取り女は、アマゾネスみたいになって生き延びていた。物凄い戦闘能力だ。アクションかよ。でも、その能力は最後までは続かない。いや、最初に披露されるだけだ。
主人公と保安官補佐の姉ちゃん、もどきに追いかけられ逃げ込んだ汚水の溜まっている場所。何の汚水場かと思えば、もどきの厠だった。もどきのブリブリ・シーンが出てくる。コメディかよ。匂いでは気付かなかったらしい。もどきのアレは臭くないようだ。
最後のとって付けたようなホラー特有のバッドエンド。しかし、どうにもあの行為の説明ができない。「ヒルズ・ハブ・アイズ」みたいに血縁関係があるのか。

方向性、スタイルに一貫性の無い、単なる汚いグロ・アクション・ホラーだった。

ただ、保安官の転落シーンは、爽快感がある。

お勧め度:☆★ 汚物度:☆☆☆★ 俺度:☆☆★