2010年5月1日(土) 17:45~ TOHOシネマズ川崎プレミアスクリーン
料金:1000円(映画サービスデイ) パンフレット:600円(買っていない)

『ウルフマン』公式サイト

古臭い題材、古臭い設定、古臭いストーリーの、「いつの時代の作品だよ!」な映画。実際、大昔の作品のリメイクらしい。リック・ベイカーという古い名前でさえ新しく思えるほどだ。何故この時代に、この作品なんだろう。

TOHOシネマズ日劇1がゴールデンウィークに用意されたが、1週で「のだめ」に受け渡し、上映回数も減らされBD、DVDが発売になった「アバター」に埋められている始末。

よっぽど客が入っていないのだろうが、この日の川崎は一日二回だけの上映と、1000円効果からか、ほぼ満席だった。しかし、レイトショーはガラガラと推定。

こう書くと、ほとんど魅力の無い感じだが、それほど酷いものではない。リック・ベイカーの特殊メイクは、今の時代でもいけている。

それにしても、底の浅いドラマで、話に奥行きの欠片もなく、凡庸なアクション・ホラー映画であることは否めない。見世物映画を、現代の技術で忠実にリメイクしたということか。

ジプシーのことを流浪民とか訳しているのに、とても違和感があったんだが、差別用語だからなのか。明らかにジプシーと発音しているのに。

ベネチオ・デルトロがイギリス人のシェイクスピア役者なのは、母親がラテンの設定としても、相当に無理がある。

お勧め度:☆☆ ベネチオ、ラテン系度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆