2010年4月24日(土)
レンタルDVD


怪奇!吸血人間スネーク [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD



期間限定TSUTAYA川崎店 DVD1本100円で借りた5本のその4。

原題がSSSSSSSnakeだとばかり思っていたんだが、SSSSSSSだった。SSSSSSSnakeは、邦題の後ろについていたものと思われる。

「悪魔の植物人間」「溶解人間」などZ級ホラー「恐怖人間シリーズ」のひとつ。(そんなシリーズは無いよ。)
ただほぼ同時期に公開されていて、3作品の中では一番興味がなかった。いずれにせよ、なけなしの小遣いを叩いて、こんなものを観るわけにもいかないので、どれも観ていないのだが。
で現時点では、他の2作品はレンタルできず。「悪魔の植物人間」は、「ザ・フリークメーカー」と言う名で販売されている。植物人間が差別用語だからという理由で名前が変わったらしい。この場合の植物人間が意味することはまったく異なるのだが。

人類の未来を案じているマッドサイエンティストのおっちゃんが、人間は冷血動物にならないと生きていけないとの信念の元、助手に謎の変身用の注射を行う。人体実験だ。蛇の研究所なので、助手には蛇に噛まれても大丈夫なように、どんな毒にも効く血清だと騙して注射。
助手は、徐々に蛇顔になり、腕と足が退行する。最後の注射で、腕と足が完全になくなり、どんどん縮んでいって、最後はキングコブラになった。
吸血人間というハイブリッドな新人類(血吸わねーし)でなく、ただの蛇になり、しかも最後はマングースに敗れて終了だよ。なんだこりゃ!?

博士は、冒頭最初の助手を変身途中で、見世物小屋のオヤジに800ドルで売り払っていたのだが、人類存命の信念より、やはり金が欲しかったのかね。まあ、研究費がカットされそうになっていたから、背に腹は代えられず已む無くのことだと思うのだが。(どうやら、変身途中でなく、失敗のようだ。)

吸血人間あらずの蛇男は、実に悲しげな表情をしていて、怖さではハマープロの蛇女さんの足元にも及ばない。

ちなみに配給は、ユニバーサル。大メジャーじゃねーかよ。

お勧め度:☆★ 怖い度:★ 俺度:☆☆★

ここまでとは言わないが


せめて、これくらいハイブリッドでなければ


どれも映画より前に創造された・・・