2010年3月28日(日) 20:50~ TOHOシネマズ川崎5
料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:600円(買っていない)

『ハート・ロッカー』公式サイト

アカデミー作品賞受賞の映画をやっと観た。

感動作が取るべきだとという思い込みがあるので、「ノー・カントリー」や「ディパーテッド」のように違和感がある。タラ公のファンの人たちには悪いが、「イングロリアス・バスターズ」でなかったから良しとするか。

キャメロンの元嫁のキャスリン・ビグロー監督は、「ブルー・スティール」や「ハート・ブルー」を撮っている人物だからか、反戦映画ではなく戦争アクションな仕上がりに感じられる。

ただ、主人公の爆弾処理の男は、アドレナリン全開を求めて仕事をしているようであり、何らかの業がそこに見受けられる気がしないでもない。冒頭に「戦争は麻薬だ」とのテロップ入るし。

Heart Rockerだと燃える映画になったかと思うのだが、Hurt Lockerなので厳しい映画である。

公開当初、銀座地区では、みゆき座なる150人ほどの劇場だったのだが、アカデミー賞受賞とともに4倍くらいのキャパシティーのスカラ座に格上げ。多くの人が観にいったと思うのだが、満足度はどうなのだろうね。大量に映画を観る人たちには概ね好評だが、万人受けする作品ではないだろう。

脇役が、地味に豪華。

お勧め度:☆☆★ 危険を買う男度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆