2010年2月21日(日) 18:30~ ヒューマントラストシネマ渋谷3
料金:0円(Club-Cテアトル会員ポイント利用) パンフレット:600円(買っていない)

『ラブリーボーン』公式サイト重い・・・。

謎のスピリチュアルな社会派映画?超大作作家になったメタボ・ピーター・ジャクソンの少しばかり地味目な作品。ビジュアル・エフェクツは金かかってそうだけど。

妹弟と親子5人で暮らすスージー、憧れの先輩にデートに誘われ絶好調だったのに、隣家の猟奇オヤジに殺されてしまう。魂はあの世と現世の狭間の世界に残り、家族を見守るが・・・。

長い、おまけにエンドロールが『ディープ・インパクト』級に長い。が、退屈はしない。が、よくわからない作品だ。
感動作なのか、サスペンスなのか。

そもそも、犯人が暴かれるが見事に逃亡。白骨死体の入った金庫が、犯人により不法投棄みたいな穴に落とされると、何故か少女は安堵。何故か近くにいた霊感少女と憧れの先輩。霊感少女の体を霊媒に、先輩とキス。あの世に旅立つ。しかも毒牙にかけられた他の少女も全員。全然納得できないでないか。
犯人が暴かれた次点で、家族は彼女の死を受け入れ、家族も彼女も次なる道へ進む決意ができたというのだろうか。納得いかない。

ついでに、逃げおおせた犯人、ツララが当たって、SHIT(かどうか知らないけど)とか言っていたら、滑って崖から転落して事故死。そんなんでイイのか。

退屈はしないが、どうにも納得いかない、謎の作品だ。
クリスチャンなら納得がいくのだろうか?

ジェフ・ブリッジスみたいな顔の父親は誰かと思ったら、マーク・ウォルバーグだったよ。
スーザン・サランドンの婆さん、いい味出している。活躍するかと思ったが、ただのアル中婆としか思えなかった。てっきり犯人追求で活躍するかと思ったのに。
母親役は、レイチャル・ワイズと微妙に豪華な役者陣。

お勧め度:☆☆★ 消化不良度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆★