11月30日(月) 21:00~ 銀座シネパトス1
料金:1300円


ゴジラVSデストロイア [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



名画座宣伝した銀座シネパトスの「平成ゴジラ復活祭」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
ゴジラ死す。メガヒットしたvsシリーズ最終作。大量の核エネルギーを蓄積するゴジラ炉心が暴走。メルトダウンすれば地球は灼熱の星に。最強怪獣デストロイヤも出現。
<引用終り>

特集の楽日。結構な客の入り。
本復活祭企画者とシネパトスの支配人の挨拶。川北監督の飛び入りはなかった。
入場者は1300人を超え、シネパトスのレイトショー企画では新記録だそうだ。上映期間が11月13日から30日と18日間なので、平均70~80人の入りか。たいしたものだ。
シネパトスの支配人、来年は東宝パニック映画特集をやるとのこと。作品名は、「海底軍艦」しか上げなかった。「東京湾炎上」「動脈列島」「地震列島」を激しく期待。「首都消失」は不要。

で、本編に関してだが。
冒頭、ゴジラは香港に出現。どうやら映像は、香港の実写との合成のようだ。火を噴くが画面上が炎上するだけで、建築物の破壊が写らない。なんでい、と思っていいたら、少しミニチュアの破壊映像があった。
これは、あまり期待できないかと思ったが、最後のお台場での戦いは、納得の出来。vsスペースゴジラの不出来の汚名返上。
デストロイヤは、俺の嫌いな多足系の生物(多足系でも軟体はOK)で、ヤドカリの王様みたいな奴。口がエイリアンになっている。魅力的な敵役ではない。
ストーリーは、まあ、どうでもいいが、スペゴジやモスラより全然マシ。

vsシリーズの出来のよさは、キングキドラ>メカゴジラ>デストロイヤ>モスラ>スペースゴジラの順だ。
「キングキドラ」と「メカゴジラ」は、今回未見で、10年ほどの前の記憶なので、今見ると評価が下がるかもしれないが。「ビオランテ」は未見。

上映終了後、また拍手。ほんとうに好きなんだな。

帰りに、あまったんでとプレス・シートとチラシが入場者に配布された。

プレス・シートには、それぞれの作品に川北監督のコメントが書いてある。

お勧め度:☆☆ ミニチュア度:☆☆☆★ 俺度:☆☆★