2009年9月12日(土) 15:50~ 三軒茶屋中央劇場
料金:0円(二本立ての二本目) パンフレット:非売


宿命 パーフェクト DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



『宿命』公式サイト

ノアール。高校の友人たちが、道を踏み外して、友情も崩壊。時代の違う「友へ チング」かよ。

それにしても、登場人物たちの顔と名前が一致しなくて、途中まで話を追うのに難儀した。しかも、クォン・サンウだと思っていた奴が、違う役者だったというのに、先ほど気が付いた始末。
「LAコンフィデンシャル」以来の、認識困難。

それはともかく、話は、対立してからの描写ばかりで、昔話は無い。
それゆえか、主人公たちの現在の阿呆さだけが目に付き、とても感情移入できない。
キャラクター設定がペラペラ。

対立する二人の屈折した友情を描くなり、何か工夫があるだろうに。
いったい、どういう映画を撮りたかったのだろう。意味不明だ。ただ対立しているだけ。

出来の悪い「友へ チング」だ。
(「友へ チング」を高評価している訳ではない)

グレイの挿入歌は何なんだ。それにしても完璧にヒムロックしてたな。

お勧め度:☆☆ 認識困難度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆