2009年6月20日(土)
レンタルDVD


DISCO ディスコ [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD



『DISCO ディスコ』公式サイト

シャンテで予告編(文字と音楽のみ)を観た時から、観たくてたまらなかった。まったく人気がなかったようで、瞬く間に昼二回上映に陥落、直ぐに終了と劇場で結局観られなかった期待の作品。

母親に養ってもらっているような駄目40男ディディエ・トラボルタ(芸名)。名が示すように昔のディスコの帝王。
駄目男には子供がいるが、別れたイギリス人の元妻にイギリスに連れて行かれてしまった。
「フランスには寄越さない。バカンスなら会わせてやる。」との手紙が元妻から送られてくる。
駄目男ディディエは、イギリスに渡る金も無い始末。
そこに、クラブ・オーナーがディスコ・コンテストを行い、優勝者にはオーストラリアへの往復航空券を進呈すると発表。
昔の仲間を集めて、昔のグループ「ビー・キング」を再結成する。
さて、・・・。

駄目な奴が努力して、栄光を勝ち取るという、掃いて捨てるほどあるパターン。
しかし、主役が40男。感動させる熱血作品の訳が無い。能天気なヌルイ間抜けなコメディ映画である。まったく努力していないし。

「ビー・キング」は’BE KING'でなく’BEE KING'。BEEはビー・ジーズが由来だそうだ。
ビー・ジーズの名曲「愛はきらめきの中に」がテーマ曲のように3回かかる。一つは主人公の歌だ。案の定下手クッソウ。我々もカラオケで歌う時がある。しょっぱなから高音なので、死にそうになる。当然、下手クッソウ。

やはり70年代80年代のディスコ曲はいいな。
映画の内容はともかく、当時の音楽ファン必見の作品だ。

そういやあ、10年くらい前、六本木のCASTILLOという多国籍な店(外人バーとも言う)、売りが70年代80年代ディスコ音楽だったが、今も現存するのだろうか。日本人のくせに日本語が判らないふりをしていたオーナーは健在だろうか。

近年は、銀座にも70年代80年代ディスコ音楽店が展開されている。素晴らしいことだ。

お勧め度:☆☆★ 能天気度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆