2009年5月27日(水) 17:50~ チネグランデ
料金:1300円(川崎の金券屋で前売りを購入) パンフレット:700円(買っていない)

『チョコレート・ファイター』公式サイト

オレはそれを「チョコファイ」と呼ぶね。

この作品はレジェンドになる。

タイのワイヤー無しアクション映画。(流石にクライマックスは、安全確保で使っているだろう。)

日本のヤクザ阿部ちゃんは、タイのマフィアの情婦を寝取り、娘が生まれる。
阿部ちゃんは帰国し、情婦はマフィアのボスから離れたところで娘と静かに暮らしている。
娘には、発達障害があり、デブの少年が世話役となっている。
元情婦の母親は、重い病気だ。治療するのに金がかかる。
母親の情婦時代の貸付リストを発見したデブ。娘とともに取り立てに。

ここまでの30分くらいが、かなりグダグダで、ちょいと不安になったのだが、ここからアクションが一気呵成になる。

取立てにいく相手は、真人間でないので、簡単に払いやしない。娘が独学クンフーで、大勢の男を叩きのめして金を回収していく。

マフィアのボスは、快く思うはずも無い。母娘に脅しをかける。
阿部ちゃんに助けを請う母親。そのメッセージをとある日本料理屋に持っていてくれとデブに託す。
なんとデブは拉致されてしまい、助けに向かう母娘。

ここからのアクションは、世界最高クラスだ。

阿部ちゃんの殺陣という、少し心配なものもあるが、何とか上手くこなしていた。ICHIでの大沢のへっぴり腰殺陣の100倍は優れている。死んじまったかと思ったら、元気に復活していたのは謎だけど。

いずれにせよ、この映画のために4年間特訓したという主役の娘ジージャー。最高のアクションヒロインだ!!

本編終了後、エンドロールでメイキング映像が流れるが、この映画に出演していた連中を無条件で尊敬する。痛いなんてもんじゃない。

お勧め度:☆☆☆☆ 生傷打撲度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆