2009年4月5日(日) 18:25~ TOHOシネマズ川崎4
料金:1300円(川崎の金券屋で前売りを購入) パンフレット:700円(買っていない)

『ウォッチメン』公式サイト

グラフィック・ノベル専用監督ザック・シュナイダーの「300」に続く作品。
DCのコミックが原作のヒーロー物なのだが、2時間40分くらいの長尺だ、
そういう意味でも、単純なヒーローものではない。原作はSF小説の賞なども獲得している。結構奥深い話である。そもそもヒーローが魅力的でないので、その辺を期待してはいけない。あくまでも筋重視である。

長くて、少しばかり入り組んでいる作品なのだが、複数人のヒーローのそれぞれの背景を、簡潔に説明しているように、話が上手くまとめられている。悪戯に冗長に長い作品ではないのだ。

「ダークナイト」ほど、終了後、「おーっっ」という感じではなかったが、かなりの力作である。
しかし、役者も知られていないし、「スパイダーマン」以外、日本でアメコミ原作はヒットしたことないし、この映画も客が入らないんだろうな。

いちゃもんをつけると、主役級のバットマンもどきだけ、過去に触れられない。なんとも中途半端なキャラクターだ。
1985年の時代設定なのだが、コンピュータにグラフィカル・インターフェースが採用されている。まあ、架空の話だから許してやるか。

いつも思うんだが、映画に登場するコンピュータのセキュリティは脆弱だ。パスワードは大概解除される。

お勧め度:☆☆☆ コミック度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★