2月3日(火) 19:40~ TOHOシネマズ シャンテ2
料金:1300円(シネマイレージデイ) パンフレット:700円(買っていない。シナリオ収録)

『英国王給仕人に乾杯!』公式サイト

本日より、シャンテとスカラ座、みゆき座が、TOHOシネマズの冠がついた。来週は有楽座、再来週は日劇も加わる。これで、銀座の東宝の映画館がシネマイレージ・カードのポイント、マイルの対象になり、ポイント、マイルが溜まりやすくなる!

特に利点は、前売りが1500円のシャンテで使えること。火曜日なら1300円になるし、溜まったポイントは、シャンテで償却だな。

で、TOHOシネマズ記念の一作目は、チェコ映画。小男のホテルの給仕人から見た第二次大戦ナチス支配前から共産主義国家になるまでのチェコスロバキアの近代史だ。強制収容所出所後の中年時と過去が交互に描かれる。過去が中心であるが。

タイトルから小男が英国王給仕人なのかと思われるが、小男の上司がそれに該当。全然違うじゃん。小男は、上司が貰うはずの勲章をエチオピア皇帝から掠め取っているような奴だ。

何ともいい加減な奴で、感情移入もできない主人公だが、洒脱な味わいのある作品で、シニカルでブラックでいて軽妙で粋な作品だ。

共産主義になってから、この小男15年ほど収容されていたのに、収容所シーンは5分くらいしか描かれていない。しかも、給仕していた金持ちの爺さんたち中心。あっという間に出所。

若い頃と出所後で、相当キャラクターが変わっているのだが。別人格と言ってもいい、15年の間に何があったんだろう。これは謎である。深く考えすぎか。

お勧め度:☆☆☆ 洒脱度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆★