8月28日(木) 21:10~ シアター・イメージフォーラム1
料金:1000円(会員料金) パンフレット:700円

『いま ここにある風景』公式サイト

デカイ中国でデカイ建造物が、環境破壊など様々な問題を引き起こしている。
それを写真で撮ってきたカナダ人写真家のエドワード・バーティンスキーなるオッサンを追うドキュメンタリーだ。

批判的なことを語るより、絵で感じてくれということで、映像と彼の写真が中心であり、ゴアのプレゼンテーションみたいに判り易い説明は無い。そのため、かなり眠かった。
話は淡々と進むので、内容の割には衝撃度が少ない。映画としての完成度は低いので、無理に見る必要もない。だが、彼の写真は見るべきだろう。

工場、再生資源ゴミの山、石炭鉱山、造船所、タンカーから溢れ出す石油、ダム、ダム建立のために壊された村、上海の高層ビルなどが舞台となっている。

冒頭の工場の内部の長回し、いったいどれぐらいの大きさなんだよ!というくらい延々と済から済まで写し続ける。
凄いけど、いきなり眠い。

お勧め度:☆☆★ 無駄にデカイ度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆★

やっぱり扇情的なナレーション付きのものを見てみたい気もする。

エドワード・バーティンスキーの仕事


Burtynsky - China: The Photographs of Edward Burtynsky

  • 作者: Edward Burtynsky
  • 出版社/メーカー: Steidl
  • 発売日: 2006/01/15
  • メディア: ハードカバー


↑よく見かけるこれは、北の人たちでなく、冒頭の巨大工場で働く人々である。


Manufactured Landscapes: The Photographs of Edward Burtynsky

  • 作者: Lori Pauli
  • 出版社/メーカー: Yale Univ Pr
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: ハードカバー


↑再生資源ゴミから再生可能なものだけ抜き取り、他を捨てた結果の川。
という中国の川かと思ったら、カナダの川らしい。


Before the Flood

  • 作者: Gary Michael Dault
  • 出版社/メーカー: Flowers East
  • 発売日: 2003/06/16
  • メディア: ペーパーバック


↑ダム建立のために、破壊されつくした村。