2月3日(日) 16:10~ 丸の内ピカデリー1
料金:1250円(有楽町の金券屋で前売りを購入) パンフ:700円
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』公式サイト
女性陣が大好きなジョニー・デップのダークなミュージカル映画。監督は例によって盟友ティム・バートン。
2階の床屋のジョニーが首を掻き切って、客を殺し、1階のヘレナ・ボナム=カーターのパイ屋が、その死体から人肉ミートパイを作って売る。という食人映画だが、ティム・バートンの演出だから、グロはほとんど感じられない。
この題材、150年前から舞台などで演じられてきたそうで、10年前にも映画が作られている。監督は、ジョン・シュレシンジャーで、主演がガンジーことベン・キングスレー。この時もティム・バートンにオファーがあったそうだが、スケジュールの都合で断ったとの事。この時に撮ってもジョニー・デップなんだろうな。ストーリーは全然違うみたいで、今回のような復讐ではないようだ。
曲が同じような、いや同じだと思う、ものが再三使われるので(勿論、歌詞は違うけど)、ミュージカルとしての出来は芳しくない(俺には、だ。舞台は賞も取っているミュージカルなんだと)。映像によるちょっと不気味な世界観を呆けて見るのというが、最適な鑑賞スタイルだ。
ヘレナ・ボナム=カーターが、凄いメイクもあって、不気味で素敵だ。
ジョニーは、相変わらず。(褒めている。)
終りが結構唐突。この手の映画だとエンド・ロール始まると半分近くの客が出て行ってしまうのに、今回、ほとんど皆残っていたので、最後に何かあるの?と思ったが、結局何もなかったよ。
冒頭のほうのヘレナのパイ屋場面で、例の太古から存在する昆虫が蠢いているので、まさか、ミートに混入しているのでは?ジョニーがパイを吐き出した時、そこに出てくるのでは?と緊張していたが、そんなことは無くて助かったぜ。
お勧め度:☆☆☆ ティム・バートン度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆
予告編。米国版。
↓ガンジー版
↓BBCテレビ版
↓ムック
↓名トリオ
↓これも名トリオ
↓ヘレナの作品。眠い。
↓眠い2。