11月4日(日) 15:45~ TOHOシネマズ川崎8
料金:0円(1ヶ月フリーパス) パンフ:700円

『象の背中』公式サイト

泣かせるためだけに作った映画。感動シーンを断片的に繋げているだけ。
6ヶ月自分探しをする話なのかと思ったら、家族の愛情の話だった。
それなのに愛人が出てくる。井川遙の存在意味不明。妻の懐の深さを見せたいのか。そんなの必要ないだろう。
兄との邂逅のために必要だったのか。それは、他のエピソードにすればいいだろう。
テーマが見えてこない。前半と後半でまったく違う作品を見ているようだ。

しかし、2,3涙をこぼしそうになったシーンがあるのが、悔しくてならない。堪えたけどよ。

何をやっても役所広司の人は、今回も役所広司以外の何者でもないのだが、表情で演技できることを発見。今までバカにしていてすまなかった。
あと、病人顔は、ほんとやつれていたんだが、CG補正でもしたんかな?

岸部一徳が、またまた優れたユーティリティープレイヤーぶりを発揮。

お勧め度:☆☆ 催涙度:☆☆ 俺度:☆☆★
物語には不必要だが、井川遙が好きなので、逆に俺度が★分アップ。矛盾しているな。