5月1日(火) 19:00~ TOHOシネマズ川崎7
料金:1000円(映画の日) パンフ:600円

『バベル』公式サイト

日本全国で、ポケモン現象を起こしているバベルだが、まあ確かに3分ほど苦痛な時間がある。しかし、日本編においては割りと重要なシーンなので、我慢して見続けること。

映画は、モロッコ、メキシコ(とアメリカ)、日本が舞台になっており、時間軸としては、国を並べた順番となるのだが、それぞれをばらして話を並行的に見せている。なんとなれば、それぞれの舞台での事件がお互いに関連しているからだ。
何か「21グラム」って映画で、そんな類のものを見たような気がするのだが、と思ったら、監督は同一人物だった。

で、バベルなんだが、圧倒的に悲惨な連鎖なのかと思ったらそういう訳ではないし、日本編は、妙に作品の中での他との関連性が希薄だし、はっきり言って良くわからん作品だった。とは言え、140分を越える長尺なのに退屈はしない。

ま、極めて「21グラム」的な作品である。
役所広司は、少し髪が長い以外、いつもの役所広司、何を演じても役所広司だった。

お勧め度:☆☆☆ 21グラム度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆

21グラム

  • 出版社/メーカー: 東北新社
  • 発売日: 2006/05/25
  • メディア: DVD