2022 年6月26日(日) 17:55~ TOHOシネマズ川崎7
料金:1000円(障碍者割引)


ガンホ兄貴と是枝のコラボ
『ベイビー・ブローカー』公式サイト

劇場前は、腐女子みたいな人でいっぱい。「あんさんぶるスターズ!」とかいうものを観るようだ。そっちのほうが大きいスクリーンを使い。後の上映なのに、先に入館が始まった。その列に並ぶ男が若干1名いた。勇気のある男だ、まさに男らしい行動に感服。俺は、腐女子系の映画は、ほとんど観ない。
一方、このガンホ兄貴の映画は、ガラガラ。でも、上映開始の時間頃には、半分は埋まった模様。(後方ブロックに限り。前方ブロックは、いつものようにスカスカなので、快適である。)
映画は、ガンホの兄貴が主演と韓国独自の問題を題材にしているが、内容は、いつもの呉枝的疑似家族映画。綺麗な顔だけが売り物だったカン・ドンウォンが、普通の兄ちゃんな感じを自然体で演じている。成長したな。ペ・ドゥナは、若い方の刑事と思いきや、チーフの方だった。もう、重鎮扱いかよ。日本に関係するものによく出てくるという点で、シム・ウンギョンと良く勘違いしてしまうのだが、彼女は「空気人形」(観ていない、)で是枝と仕事しているんだな。イ・ジウンとかいうkpopアイドルが、可愛いのだが、なかなかいい演技をした。物語は、ガンホの兄貴が行方不明になっていて終了と、何か有耶無耶である。
個人的には、『万引き家族』より、いいと思う。是枝の映画では、准一の「羽野よりもなほ」とすずのデビュー作『海街diary』のほうが好きだけどな。
お薦め度:☆☆☆ 疑似家族度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆