2015年1月4日(日) 16:50~ キネカ大森2
料金:1300円


トランスフォーマー的凄まじいビル倒壊。

冒頭、ダイジェスト。
頭の悪い少年が、宇宙人の力で賢くなったという、手塚治虫先生「クレーター」のような展開。その少年は、成長し学者になるも行方不明になる。息子は、親とは会えないと思っていたが、その父親謎の博士のよる拉致から解放されて再会を果たす。で、息子は、フルタイム・ヒーローのアルバイターとなっている。
というような内容だったと思うのだが、2分ほどで流すものだから、チンプンカンプンのまま始まった。宇宙人の造形が情けないものだったことしか、記憶していない。

ポスターのニート兼スーパーヒーローというのは間違いで、フルタイム・ヒーローのため、バイトの遅刻、早退、欠勤、しかもそれらが無断なため、ニートではなく、バイトを直ぐに首になる、無能なフリー・アルバイターというのが正しい表現だろう。

嫁は、ニュースキャスターであり、同居の父親も現役の博士なので、金銭的には養ってもらっている模様。

ヒーローとして腕は驚異的で、空を飛んでいると言っても過言ではない跳躍力を誇る。

どうしてそうなったの説明は、ダイジェストでも触れられず、全く判らないのだが、本作はシリーズの3作目のようだ。きっと、論理的な説明があるのだろう。父親が宇宙人にどうのこうのっていう・・・。

なんと悪役は、父親のDNAから創造されたということで、剛健一とプリンス・ハイネルのように、兄弟での戦いとなるのだが、この主人公の兄(?)、非の打ちどころが無い、清々しいほどの悪人ぶり。ロボコップが汚くなったみたいなコスチュームは、戴けないが、圧倒的力量で見るものを魅了する。

寝返る悪役側の姉ちゃんの能力は、ミスティークと同じ。
一応、ミュータントものの範疇に入る映画か。

歌は3回ほど。また、大幅カットされているのだろう。

お勧め度:☆☆☆ ビル倒壊度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★