2014年11月15日(土) 14:35~ TOHOシネマズ川崎3
料金:0円(シネマイレージカードポイント利用) パンフレット:未確認


大学生を大人とは言わない

『6才のボクが、大人になるまで。』公式サイト

原題は、’Boy Hood'であるし、日本語タイトルには違和感あり。
6歳からの12年間を語った話なのだが、大学入学で終了となった。
まあ、大学生のフレッシュマンとしては、妙に達観しているというのか落ち着いている。

元々の原題は、'12 Years'を予定していたそうで、映画も主なキャストを変えずに12年間かけて撮っている。
2000年中頃は、たまに変な役柄を演じるだけでイーサン・ホークが干されている感があったのだが、普通に仕事は続けていたのだった。
パトリシア・アークエットなんぞ、干されているという気もしなかったほど認識せず。

パトリシア・アークエットの演じる母親が離婚結婚を繰り返すので、再婚相手のアル中のオヤジの被害にあったりもするが、12年間はそれほど波乱万丈なものではない。わりと淡々としている。
「ゲイ」とか言われて虐められているようだったが、うやむやのうちに無くなってしまった。
人生を達観するほどのイベントは、発生していない。
それでも、普通の少年よりは、色々な事件は起こる訳であり、2時間45分の長尺も感じさせない。

そして、やはり、テキサスは田舎だ。

トロピック・サンダー」が、「ダークナイト」と同列で語られる。そんなに評価が高いのか。

お勧め度:☆☆☆★ 田舎度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆