2014年4月13日(日) 15:15~ TOHOシネマズ川崎1
料金:0円(フリーパス) パンフレット:未確認


一発で見抜ける犯人

『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』公式サイト

フリーパスポート10本目。

阿部ちゃんと竹内結子の「チームバチスタの栄光」、「ジェネラル・ルージュの凱旋」は観ているが、伊藤とトオルのテレビシリーズは、直近の栗山千明の出ておるのを数回観ただけだ。

阿部ちゃんのイメージが強く残る白鳥だが、トオルも善戦していると思ったものだ。

しかし、こちらの映画版はシナリオが酷いのと演出が酷いのとで・・・。

テレビシリーズから栗山千明を登場させ、ミスリードさせようとしているようなのだが、それが利いていない。
犯人なんて、登場した瞬間に判るというのは大袈裟だが、伊藤に「プレゼント」などと言って渡したものは、火を見るより明らかな証拠だ。

そして例によって脆弱極まりないシステムのセキュリティ。
記者風情が、容易にネットワークにアクセスし、カルテのシステムに侵入し中身を書き換え、そして全システムをダウンさせる。しかも画面が溶けるように落ちていくオプション付き。これを仕込むのは至難の業だ。

原作を大幅に脚色している節が見受けられるが、その結果がこれなのだろうか。

滅茶苦茶に雑な映画だ。

ジェネラル・リュージュは雅人から西島へ。喋り方は異なるが、イメージは共通だ。
阿部ちゃんとトオルといい、キャラクターの解釈は、どちらも共通なのか。

お薦め度:☆☆ セキュリティ堅牢度:★ 俺度:☆☆

セキュリティと言えば、WindowsXPだが、俺はマスコミ各社が、マイクロソフトからマーケティング費用を貰っているような気がしてならない。