2013年2月11日(月) 15:05~ ヒューマントラストシネマ渋谷2
料金:1000円(リピーター割引)


あーあっ、つまんなかった!!

『グレイヴ・エンカウンターズ2』公式サイト

駄作揃いだった「未体験ゾーンの映画たち2012」の今年版「未体験ゾーンの映画たち2013」の1本。

昨年の(俺の)ワースト10に選出された「グレイヴ・エンカウンターズ」。川口浩探検隊や矢追純一宇宙塾みたいなクルーが、心霊番組をでっちあげようとしたら、本当に取り憑かれてしまった!!というフェイク・ドキュメンタリー、その続編。

一作目の映像を本物と信じるホラー映画作家志望の大学生に、謎のメールが届く。
そのメールは、大学生を例の精神病院跡地に誘うものだった。

大学生を呼び出すのは、霊の誰かだと思われるのだが、その目的は映像をすべて記録すること。
ということで、最終目的は、撮影したビデオを外に持ち出すということなんだが、既に1作目のものが持ち出されているのだけど。

映像のパターンは前作と同じで、例によって、中学生くらいしか怖がらせられないレベル。

そして主人公は、ビデオの持ち出しに成功。(いや、1作目も誰かが持ち出ししているのだが。)
今回の作品は、フィクションだということで、スター監督の仲間入り。(そんなヒットするようなものでないのに、ヒットしたということになっているのか。)

エンドロール後、何が何だか判らないおまけがあるが、主人公は魂の抜け殻と言いたいらしい(多分)。

ダメ映画が奇跡的に変革するのを少しは期待したが、何の工夫も無い単なる焼き直しなので、ダメなものは変わらない。

特にホテルのエレベータから精神病院の地下直結は、これをやってはいけないだろうなのに、そうするしかないという厳しい展開。

相変わらず化け物の大量襲撃ないし。

お勧め度:☆★ 恐怖度:☆ 俺度:☆★