2012年11月25日(日) 19:25~ TOHOシネマズ川崎2
料金:0円(シネマイレージカード ポイント使用)

『人生の特等席』公式サイト

「グラン・トリノ」で俳優引退だった筈のイーストウッド先生主演作。「グラン・トリノ」と同じ頑固爺。こちらは擬似家族でなく、実の娘との関係の再生。

目の弱ってきたメジャー・リーグのスカウトマンであるイーストウッド先生、良好な関係とは言えぬ弁護士である娘が心配してスカウトの道中にやって来て・・・。

先生のスカウティングは失敗、娘のパートナー昇進は延期、娘とネンゴロになったレッドソックスの若きスカウトマンはクビと、あれれな終焉を迎えたが、結局、最後に大どんでん返しのハッピーエンドだった。

頑固爺なら頑固娘であり、湿っぽくなくハートウォーミングである。
そして、T2000の典型的悪役ぶり、ジョン・グッドマンのあまりのナイスガイぶり、とステレオタイプな登場人物。
後述の野球のヘボさもあって、ちょっと映画として間が抜けていて、大感動ってものでないが、そこがいい。

それにしてもドラフト1位は、デブの中学生にしか見えない。
下のミット構えている人みたいな。

こんなお人よしの顔でないけど。

そして、デブをきりきり舞いさせるピッチャー。練習で彼の球を受けているのは、小学生みたい子供。小学生が受けられるような球で、メジャーで通用するのか。

野球に関しては、「おっぱいバレー」のバレーボール級の惨さだ。(あれよりは、酷くないか。)

冒頭、若き日の先生とスカウトした選手の記念写真が出てくるのだが、どう見てもスポーツ選手を逮捕したダーティ・ハリーだ。

お勧め度:☆☆☆★ メジャー度:☆ 俺度:☆☆☆★