2012年7月17日(火) 21:15~ TOHOシネマズ川崎2
料金:0円(フリーパスポート)

『シャーク・ナイト』公式サイト

フリーパスポート13本目。

原題は’SHARK NIGHT 3D’なのだが、3D上映ではない。
結論から言うと、本作は奥行きを感じるようなものでなく、飛び出さないと意味が無いのであるが、鮫その他の飛び出しは、3,4箇所くらいなので、あまり効果は感じられないだろう。

田舎の湖に住んでいた(夏の期間だけか)娘が、大学の友人を連れて遊びに来るが、湖には鮫がうようよといて、体育会の男が片腕を千切られる。助けに手を貸す娘の昔の恋人たち地元民だが、湖に鮫を放流したのは奴らだった。鮫の人食いビデオでぼろ儲けを企む。

片腕ドラゴン状態の男が、ジミー先生も真っ青の吊りまる判り演出。

鮫の入手、機器の購入、そしてその操作など、ホワイト・トラッシュ系の連中には、財力、技術力の観点で、無理だろう?ホステルのような規模の変態組織をバックにつけなくては。

斯様に兎に角、設定とストーリーが弱すぎ。

と、欠点だらけで、しかも肝心の鮫との戦いが、簡単に食われるか、容易に退治するかなので、昨年の傑作「ピラニア3D」級の出来栄えを期待すると、大いにガッカリすることになる。

そして、全くグロは無い。
ついでに乳も出てこない。水着装着時、何故かカメラに背中を向ける。

なんと志の低い映画なのだろう。

エンドロール終了後に出演者たちのラップミュージックが流れるが、観る必要は無い。本編への怒りを助長するだけだ。

お勧め度:☆★ グロ度:- 俺度:☆