2012年1月2日(月)
レンタルDVD


マッハ!参 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



紀里谷君が、自分を主演に映画を撮ると、このような物になるだろう。

主人公が敵役に捕まり、「酷い拷問にあって殺された」とかいうナレーションで終了し、唖然とさせてくれた「マッハ!弐」。酷い拷問から始まる「弐」の後編にあたるものが本作だった。

トニー・ジャー監督の「弐」のダイジェストが判り難いので、前編の内容を思い出せない。途中でポーズボタンを押し、「弐」のストーリーをインターネットで確認する。

その必要は無かった。何と前編での敵は別の奴に殺され、ラスボスが別の奴に途中交代してしまうのだ。

そして映画は、ラスボスの交代まで、トニー・ジャーは、延々とスピリチャルに特訓を重ねるだけで、退屈でしょうがない。トニー・ジャーは、ナルシストと見た。よってもって、ラスボスとその雑魚兵との戦いまで見る必要はない。正味30分ほどか。
鼻糞なストーリーでもアクションが良ければ問題ないのだが、30分程度しかないなんて論外だ。

ラスボス最終決戦の前に雑魚兵戦があるが、憎しみからの殺傷は坊主に禁止されているのでないの、と思ったら、ニコラス・ケイジみたいに時間を元に戻しやがった。

が、雑魚兵戦が一番の見物。ただし、「トム・ヤン・クン」に遥かに及ばない。

お勧め度:☆★ スピリチャル度:☆☆☆★ 俺度:☆