2011年12月1日(木) 18:55~ 丸の内TOEI②
料金:1000円(映画サービスデー) パンフレット:未確認

『ハードロマンチッカー』公式サイト

予告編のバイオレンスぶりに魅せられ、結構期待して観に行ったのだが・・・。

チンピラ・バイオレンスなので、テンポの良さを期待したのだが、どうにも現実に即してか、間を重視して演出している節が窺われる。よってもって、どうにも間延びした感、弾ける勢いが無い。

チンピラ・バイオレンスなので、対立関係はシンプルな筈なのだが、登場人物が多くて、人間関係が良く判らない部分がある。
シンナー野郎、ヤクザ内定、ヤクザの兄貴と姐さん、などなど。
兄貴と姐さんは不倫の関係と思われるのだが、話の流れに必要なのかどうか。
ヤクザ内定相手は、ボコるだけだし。
シンナー野郎もラーメン屋で再度登場するも、エンドロールでその後が出るまで忘れ去っていた存在だ。
それと、主人公グーが語った金子っていうのは何者なの?どういう対立関係?
中村さんだったかの女子高生も存在理由が不明。その絡みで、ヤクザ弟分を殴るかと思ったら、それしないし。

もっと登場人物絞って、シンプルにスピーディーにして欲しかった。

終わりの方の哀愁漂う音楽も興ざめだ。

そして、予告編の冒頭で一番のバイオレンスシーン使われていたよ。詐欺だ。

しかし、優作の次男は、そのままのキャラクターだろ。というくらいに熱演。
一方、獅童は変。

お勧め度:☆☆ バイオレンス度:☆☆☆ 俺度:☆☆