2011年11月13日(日) 18:15~ TOHOシネマズ日劇2
料金:1250円(チケットフナキで東宝共通鑑賞券を購入) パンフレット:未確認

『カイジ2~人生奪回ゲーム~』公式サイト

ギャンブル漫画原作の第二弾。漫画でも第二部に相当。
4000円パチンコ(1球4000円、通常は1球4円。今は1球1円の1パチというのもある。)の一発台を攻略するだけで、これだけ時間を持たせるのはたいしたものだが、原作を読んでいたら面白くもなんともなかった予感。どんな脚色がされてえいるのか知らないけど。逆に原作を読んでいないので、先の先までは読めないからか、退屈はしなかった。

一発台というのは、クルーンという回転体の特定の穴に入賞すると、打ち止めまで球が出っぱなしになるもの。勿論、特定の穴にはなかなか入賞しない。
この映画の場合、3分の1、4分の1、5分の1とクルーンが3段構え。
大当たりすると何と13億円。クルーンの穴に入らないように台の傾斜が特別調整されている。

それにしても、藤原の暑苦しく叫ぶ演技は相変わらずだ。本当に五月蝿い。それに合わせてかの伊勢谷の既知外じみた演技がわざとらしい。ついでにパチンコ決戦終盤の照之の必死の表情もらしくない。皆、藤原に感化されたのか必死のオーバーアクトだ。芸大も東大も台無しだ。

球詰まりをおこして入賞口に入りやすくなったら、球詰まりを解除してしまうというのが、一般的なパチンコ屋のオペレーションなのだが、伊勢谷のところは何故解除できないのだろう。クルーンだからなのか?寧ろ、クルーンの入賞口から空気を出すというのは、圧倒的な詐欺で許される行為でないと思うのだが。
って、まあ、そもそも原作に言いたい。

あと、人間椅子にもなった照之が、簡単に外出できるのが、どうしても解せない。

お勧め度:☆☆ 藤原暑苦しい度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆★